シャープが手がけるハイエンドスマートフォン、「AQUOS R9」が登場しました。本機は、国内メーカーとしての信頼と、日常使いにおけるストレスフリーな体験を追求した一台。前モデルのAQUOS R8から着実に進化し、洗練されたデザインとともに、ハイスペックな性能を兼ね備えています。
この記事では、AQUOS R9の注目すべき特徴や進化したポイントを詳しく紹介します。
SHARP AQUOS R9
AQUOS R9の第一印象は、「品のある高級感」。背面にはマットな質感のガラス素材を採用し、指紋も目立ちにくく、落ち着いた美しさを感じさせます。一方で、筐体フレームにはアルミを使い、剛性と軽さを確保。厚みは約8.5mmと薄型ながら、しっかりとした握り心地を持ち、長時間の使用でも手にフィットするデザインです。加えて、防水防塵(IP68)にも対応しており、日常のあらゆるシーンで安心して使える設計がなされています。
IGZO OLEDディスプレイで圧巻の表示
6.5インチのIGZO OLEDディスプレイは、シャープならではの色再現性と滑らかさを誇ります。最大リフレッシュレートは240Hzと非常に高く、スクロールやゲームプレイでも残像感を感じさせません。輝度やコントラストも十分で、屋外でもしっかりと視認できる点は、日本の季節を問わず活躍するポイントです。
AQUOS R9 Snapdragon 8 Gen 2搭載
AQUOS R9は、クアルコムのSnapdragon 8 Gen 2を搭載。アプリの立ち上げは非常にスムーズで、ゲームや動画編集など重い処理も軽快にこなします。メモリ(RAM)は12GB、ストレージも256GBと、ハイエンドモデルらしい余裕のある構成です。また、発熱のコントロールにも工夫が見られ、ゲーム中やカメラ利用時でも安定した動作を保ちます。
Leica監修のカメラで日常をドラマチックに
背面カメラにはLeica(ライカ)監修のデュアルレンズを搭載。50MPのメインセンサーは、明暗差の大きなシーンでも白飛びや黒つぶれを抑えた自然な写りを実現しています。ポートレートモードではボケ感も自然で、まるで一眼レフで撮ったかのような仕上がりに。加えて、ナイトモードも強化され、暗所でもノイズを抑えつつ明るくクリアな写真が撮影可能。動画撮影にも電子手ブレ補正が効いており、手持ちでも安定した映像が残せます。
一方、バッテリー容量は5,000mAhと大容量。IGZOの省エネ性能とあいまって、1日しっかり使っても残量に余裕があるという声も多いです。さらに、独自のAI機能「Pro IGZO」では、ユーザーの使い方に応じて消費電力を最適化するなど、長寿命化にも取り組んでいます。
SHARP AQUOS R9 – まとめ
このように「AQUOS R9」は、「最新・最高」を競うだけのスマホではなく、ユーザーの日常に溶け込む高性能機としての完成度が非常に高いモデルです。加えて、おサイフケータイ、指紋認証+顔認証、Wi-Fi 6E対応など、国内ユーザーが求める機能はしっかり網羅。細やかな部分にまで使い勝手への配慮が見られるのも、シャープ製ならではの魅力です。そのうえで、派手さや尖りすぎた機能ではなく、使い心地・安心感・高性能のバランスを求める人にこそ最適な一台です。

SHARP AQUOS R9 基本スペック
CPU | Snapdragon® 7+ Gen 3 Mobile Platform |
内蔵メモリ | 12GB(RAM)+ 256GB(ROM) |
ディスプレイ | 約6.5インチ / 2,340×1,080(FHD+) |
メインカメラ有効画素数 | 約5,030万画素 / 約5,030万画素 |
本体重量 / バッテリー容量 | 約195g / 5,000mAh |
SIMカードスロット | nanoSIM / eSIM |